2010年4月1日木曜日

「足利事件」検証結果、最高検も公表された!

ついこの前無罪を勝ち取った菅家さんの【足利事件】について
グーグニュースにありました。

検証結果、最高検も公表と「本部係検事」を全国配置するとの事。

(ここから)

平成2年に栃木県足利市で当時4歳の女児が殺害された「足利事件」で、
最高検は1日、再審無罪となった菅家利和さん(63)に関する捜査と
公判の問題点について、検証結果をまとめた報告書を公表した。

精度が低かった当時のDNA型鑑定を過大に評価し、自白の吟味が
不十分だったため、虚偽の自白を見抜けなかったことを主な問題点に
挙げた。

再発防止策として、最高検は同日、凶悪事件の捜査に専従する
「本部係検事」を全国の地検、高検、最高検に新設。

最新の科学捜査や過去の無罪事件についての研修の実施、
上級庁による指導の強化などを掲げた。

自白の信用性の吟味が不十分だった原因としては、DNA型鑑定を
指紋と同様の絶対的な個人識別能力がある証拠と過大に評価した
ためと分析。

その結果、菅家さんが取り調べを担当した警察官に「迎合」した
可能性についても検討が不十分だったという。

さらに、菅家さんが逮捕直後の勾留(こうりゅう)尋問で裁判官に
「答えたくありません」と容疑を認めなかったことを明らかにし、
「真実の供述を行う重要な契機を見逃した」とした。

グーグルニュース 産経ニュース

(ここまで)

虚偽の自白を見抜けなかったこ事とかの問題点と
凶悪事件の捜査に専従する「本部係検事」を
全国の地検、高検、最高検に新設する旨も公表されました。